見るんじゃなかった

仕事が終わり、やる気満々で帰ろうとした所、

隣の席に見慣れないものを見つけてしまいました。

封筒に「産業医」と書いてあります。

そして、隣の席は最近体調が悪いと言ってやまない先輩の席。

これは、危険な匂いがプンプンします。

長期休暇という可能性は結構ありえます。

もし、先輩がいなくなったら・・・多大な被害を受けるのは・・・わ・た・し!

新婚妻風に言っても、全然楽しい気分になりません。

大体、世の中、いる人よりいない人のほうが得をするものです。

学芸会の配役があったとします。

その際、欠席者が一人います。

その欠席者はどういった配役を得るでしょう。

私の経験則から考えると、主役級でもなく、

木などのTHEチョイ役でもなく、中途半端な役を得る事になります。

しかし、この中途半端さがとてつもない得なのです。

チョイ役でも主役でもないので、逆に親を呼びやすい。

みんなの記憶に残らないので、変なプレッシャーがない。

台詞も少ないので、大して練習がいらない。

それが故、練習にでなくてもそんなに怒られない。

つまり、痩せているのに胸がでかいぐらいのお得感があるのです。

卒業写真を撮る日だとします。

その際、欠席者が一人います。

その欠席者はどうなるでしょう?

もちろん、隅っこに丸で載ることになります。

これは、将来的には相当美味しいネタになります。

例え、その時、存在感がなくても、同窓会をした際、

自己紹介がしやすいったらありゃしない事でしょう。

せっかく隅っこに移ると言う事で、ウォーリーの格好をしたとします。

これは、突っ込みどころ満載の卒業写真になるでしょう。

ウォーリーを探せ」って宣言した際、「ォ」の時点で見つかっている。

つまり、5月2日に開校記念日ぐらいおいしいのです。

と言うことで、私はその分、被害をくらいそうです。

少しずつ、先輩の仕事量を減らせればいいと思います。