自分が塾に対して

自分は、多分素直な人間なのだと思う。

塾に初めて通ったのは、小学校3年生の終わりだった。

それから高校1年までずっと同じ塾にいた。

高校1年で辞めたのは、ただめんどくさくなっただけ。

「部活が忙しいから」と言う理由は、理由ではなかった。

水泳をやたら休む女子の、「生理」みたいなものだったと思う。

本当に理由が理由である時は、一時期だけなのだ。

辞めるまでは、塾を変えようなんて気持ちは全くなかった。

単純に、塾の先生が言っていることは、正しいと思っていたから。

実際、言うとおりにやっていたら、ある程度の位置にはいた。

ちょっと、自分でもやり出したら、ある程度を超えた。

夏期講習前に、先生から「お前だけは宿題を周りより多く出すから」

と言われた時は、めちゃめちゃ嬉しかった。

その後、もう1人同じ事を言われていたのだが、

今でも2人でこの話をするときは、W自慢げだ。

そんな経験をしてきたからだろうか。

今日の生徒の言動と気持ちが理解できない。

物凄いレベルの高い生徒に(全然負ける気はしないが・・・)、

「宿題増やすから。」と言うと、

「いや、いいです。やってこないですよ。」と脅しの応えが返ってくる。

「別に、お前が困るだけだから、いいよ。」と言ってやりたいのだが、

困るのは、確実に私なのである。

こやつ、家で全く勉強しないのだ。

親は、宿題を増やすよう、塾側に要求する。

ちょっと増やすと、やって来ないという手段に出る。

家で余計勉強しなくなり、親は宿題増量を再要求する。

こやつが北○鮮に見える。

そして、遂に親朝鮮が切れた。塾に・・・。

ちょっとムカついたのは確かだが、塾が生徒に納得させるのが正解なのだと思う。

だから、今日も同じ話をし、同じ返答をもらった。

「もう受験前だから、増やすから!」強攻策。

「他の中3はどうなんですか?」女々しい返答。

確かに、「他の国も核を保有している」みたいで、あの国に余計見える。

「他も増やす。」・・・間違ったことを言ってしまったと思う。

今更気付いたのだが、我が塾は、個別指導だった。

だから、宿題も個別でいいはずなのに・・・。

つーことで、今度文句言われたら、「個別だから」って言ってください。