県庁の星

県庁の星 スタンダード・エディション [DVD]

県庁の星 スタンダード・エディション [DVD]

【きっかけ】

昨日、22時に家に帰ると、姉貴がテレビを見ていた。

過去進行形に使われそうな展開が用意されていた。

30分後に用のある私は、特に迷うこともなく、

姉と一緒にテレビを見ることにした。

『県庁の星』。

前々から気にはなっていたが、映画をあまり見ない私とは、

接点がないまま終わっていた作品である。

私が見た30分は、起承転結の「転」の部分であった。

簡単に惹き付けられた私は、消化不良のまま、用に向かった。

こんな女性がいたら、きっと惚れてしまうだろう。

その時は、そう思った。

今、考えると、具体的にどんな女性か表現できない・・・。

気になり度が「転」を見たことにより、仮想大賞の18点ぐらいまで達したため、

録画と言う手段を講じなかったことに後悔しながら、レンタルビデオ店に向かったのであった。

【スーパーの惣菜】

主人公が、スーパーの総菜部門に配属される。

自分もアルバイトしたことがあるため、

比較されるのが嫌いといいつつ、つい比較して見てしまった。

アジフライに水をつけて揚げ、衣だけを新しい商品に見せるような

悲惨な方法は、今はどこのスーパーもやっていないだろう・・・と信じたい。

でも、ある居酒屋では、バイト経験者の話を聞いたところ、

結構そのようなことは日常茶飯事らしい。

自分のバイトしているところは、結構ちゃんとしていたと思う。

そんな悲惨な状況が徐々に変わっていくのが見てて面白かった。

今後、仕事に生かせたらと思っている。

【逃げない】

「逃げない」という言葉が何度か出てきた。

「気付くのがいつも遅い」と言うヒロインが言った「逃げない」は、

なんかよくわからないが、一番心にズシーンときた。

ふと自分の仕事を考える。

やらなければならないことがあった時、自分のコマンドの中には、

「逃げる」と言うものが最終的に選ばないにしろ、あった気がする。

作戦は「ガンガンいこうぜ」であるにもかかわらずだ。

逃げている暇を惜しむような人間になりたいと思った。

【素直】

最後の最後に県庁さんが、「素直」に学ぶ姿勢を学んだと言った。

今の自分は、なにかと文句をつけている気がする。

無駄だと思う会議や研修でも学べることが少しはあるはずだ。

どーせ休むわけには行かないのだから、「素直」な気持ちで、

プラスになる部分を探していこうと改めて思った。

【前向きに検討します】

県長なのかな。最後にトップの人がこの言葉を言うのだが、本当に怖いなと思った。

検討して終わりなら、「悪」とは思うが、言葉に間違いはない。

だが、実際は検討もしないのだ。「超悪」である。

現実に行われていないことを信じたいが、今の政治を見ると・・・。

【全体的な感想】

自分からあまり距離が遠くない話だったので、素直に楽しめた。

「女は形のないものにお金を使う」は、参考にさせていただきます。

県庁やスーパーなど、色々なフィールドがあると思うが、

どのフィールドであっても、逃げずに闘えば、何かが変わる。

綺麗事かもしれないが、そう思ったほうが人生楽しめるだろうなと思った。

頑張ろう・・・。