名門復活 日比谷高校

【全体的な感想】

5月6日。

ゲーム終了後、読書に没頭する。

『名門復活 日比谷高校』

1章から3章は、読みたければ読めばいいと言う感じ。

4章は、今受験生だったら、確実に日比谷が母校にはならなかっただろう

と、確信させられる感じ。

5章は、ここだけ読んでも良かったかもと言う感じ。



【独自入試】

「入試問題は学校の顔」

という言葉がよく用いられるらしい。

そう考えると、共通の入試問題では、

顔も見ずに受けている事になる。

確かに、共通のものでは、基礎学力があるということがわかるだけだ。

学校の理念にそった人材となれば、独自の入試問題が必要になるのだろう。

自分が受験した頃、独自入試であれば、きっと受かっていなかったと思う。

ただ、そうであれば、その入試に向けた勉強を必死でやったはずだ。

その過程で、理念に少しでも近づけたかもと考えると、

独自入試を受ける今の世代を羨ましくも思う。



【入試制度】

入試の仕組みが色々あり、わかりにくいとは思う。

でも、その反面、わかりにくいからこそ、自分の職が活きているとも思う。

自分は、推薦があまり好きでないし、内申重視もあまり好まない。

特に、後期入試では、入試一発の点数を激しく重視してもいいと思う。

一発に強くなるタフさがあれば、柳沢もQKBしなかっただろう。



【倫理の羽野先生】

好きな先生でした。

まだ、在任しているとは・・・。

子供が出来たら、「倫」と名づけたいという話だけは覚えています。

あとは、ソクラテスとか、なんとかテレスとか・・・。

ほぼ寝てたけど、起きて聞いたら、きっと面白い話なのだろうなとは思っていました。



【教師のやる気】

何かを変えるには、そこに働いている人が変わらないといけない。

それらを変えるためには、トップのビジョンが必要だと思いました。

わが教室にも言えることです。



【45分授業】

短縮により、濃密が生まれ、そこに集中がついてくるという感じです。

わが教室の90分間の授業を、45分授業が2つできると考えると、

なんかもっと教えれそうな気がします。



【羨ましい】

自習室、夏期講習共に、気持ちが入ったサービスが今の母校にはある。

サービス業である私たちが学ぶ事は多くあった。

題名的にも、ヴェルディの経営陣が読んだほうがいいのでは。