嘘を見抜く力

昨日、髭剃りのヘッドを買いに某量販電気店へ。

いざ、店に着き、ヘッドを探していると、何種類ものヘッドたちが・・・。

これが暴走族のヘッドだったら、さぞ怖いだろうに・・・とか思いつつ、

目的のヘッドを探していると、ある事に気付く。

そういえば、目的のヘッドって?

目的もなしに来てしまったとは、ニートを馬鹿には出来ない。

とりあえず、メーカーはわかったので、パンフレットを探し、

おそらく8000シリーズだろうと目星をつける。

でも、私は社会人。

確認はしっかりしないとね、と心に言い聞かせる。

電気屋だからだろうか、ちょっとデンコちゃん風に。

店員の所に行き、下記のようにたずねる。

「2年前に買ったこの型なんですけど、8000シリーズで合ってますよね?」

学芸会だったら、村人Aしか出来ないだろうなとふと思わせるような

顔をした女性店員が答える。

村人A:「2年前にそのシリーズは、ございません。」

私:「いや、でもボディーに8千いくつって書いてあったんですけど・・・」

村人A:「ございません。7000シリーズだと思われます。」

私:「えっ、ジャー確認します。」

村人にしては、台詞を与えすぎたと思いつつ、確認開始。

意外と、確認するのが大変で、数時間かかった後、

私の髭剃りはBS8590だとわかる。

この時点で「ん?」と言う疑問が浮かぶが、村人が嘘をつくはずがない。

大体、学芸会では、村人は被害者のはずだ。

さっきの村人とは違う、召使ぐらいは出来そうな店員に聞いてみる。

私:「あのーBS8590って言う髭剃りなんですけど、どのヘッド買えば良いですか?」

召使:「それなら、8000シリーズです。」

私:「ん?2年前ぐらいに買ったんですけど・・・。」

召使:「えー8000シリーズですよ。」

さすがは召使!

と言う思いと同時に、村人も嘘をつく時代なんだなと思う。

やはり、村人に台詞を与えちゃいけないなと思いつつ、

私はヘッドを得るのでした。