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「優勝も狙える位置にいる!」
とキャプテンの根拠もない一言から今日の大会は始まった。
前回のフットサル大会は、普通クラスに出場し、
見事16チーム中16位と言う芸人しか喜ばない順位で終わった。
「ベスト16に入った!」
あくまでポジティブ、実際はただ悲しい言葉を残し、
前回の大会は幕を閉じた。
しかし、あの時僕らは、
せみの抜け殻を踏んだぐらいのもどかしさを感じていたのだった。
反省を生かすのが社会人。
と言うことで、今回はウルトラビギナークラスでの出場を試みる。
根拠のないキャプテンの一言は、全員一致で無視し、試合に臨む。
ここらへんのチームワークは、是非民主党に学んで欲しいものである。
そんなチームワークが功を奏したのか、なぜか勝ってしまう。
大会での初めての勝利に喜び方を知らない私たちは、
突然友達からキスをされ驚く中学生日記ならではの顔をしたまま
グラウンドに立ち尽くすのであった。
1回勝つと図に乗るのが私たち。
2試合目もなぜか勝ってしまう。
さすがに2回目ともなると喜び方を覚えるようで、
ラジオ体操の指導員ぐらいのテンションを作り上げたのだった。
3試合目。
これに勝つと、リーグ1位突破。
だが、そんなことを経験した事がない私たちは、
とくに緊張する事もなく、テスト中暇な時に、
0とかを黒く塗りつぶしてしまうぐらいのリラックスした気持ちで
試合に臨むことができたのであった。
そして、3試合目も勝ってしまう。
3回目ともなると、逆にすかし方も知るようで、
残りカード2枚時の8切りみたいな余裕顔が出来るのであった。
そして、準決勝・3位決定戦と進むのだが、
ここから先は忘却フラグを立ててしまったので、
残念ながら書けないのである。
審判に天竜源一郎、ヒューザーの社長、相手チームに速見いまいちの
そっくりサンがいた事だけは記憶に残っているのだが・・・。
今回はベスト4と言う事で幕を閉じた。
次回は、この1/4連鎖が続く事をただ望む・・・。