ゲーセンドラマー

渋谷に行ったついでにゲームセンターに言ってみました。

久し振りにドラムマニアをやっていると、なぜか隣から挑戦的な視線が・・・。

やばい、ヤンキーか・・・?

と思い、25歳にしてカツアゲに屈すると言うシーンを浮かべつつ横を見ると

何てない男の人が・・・。

なぜ、そんなに俺を見るんだろうと思いはしたが、気にしない事にしました。

しばらく普通にたたいていると、隣で突然カウントが・・・。

タン、タン、タン、タン♪

まさかと思い、横を見てみると、やはりスティックを目の前らへんで

クロスにしている、いろいろな意味で勘違いしているドラマー。

つーか、そのクロスの決めポーズの時間分カウントを間違えてないか?

と言う突っ込みも寄せ付けない勘違いオーラ。

やはり始まった途端、激しいドラミングが・・・。

しかも、ゲーム的にも上手いと言えない、ひどく中途半端な実力。

すっかり自分もゲームしている事を忘れていました。

慌てたために飛んでいくスティック。

拾う私。

既にゲームオーバー。

なんか電車にギリギリ乗れなかった時と同じ気分になりつつ、ふと横を見ると

なぜか私を見てほくそ笑む勘違いドラマー。

彼を見てついこんな台詞が・・・。

「お前はかわいそうな男だ。お前を見ていると涙が出るよ!」

イソップ・・・!

台詞とイソップに一切の関係はありません。