物事のちょうど真ん中

最近、仕事で2人の人の間に立つ事が多くなりました。

2人とも描いている未来の先は一緒なのだろうと思います。

一人は、豊富な知識と経験で未来を見据えているため、

具体的にどういう手段を講じればよい方向に向かっていくがわかっている人。

もう一人は、どちらかと言うと感情的な人間で、未来は描いているが、

それまでの過程は曖昧にしか描けていないため、指示等がぶれる人。

両者とも言っている事は間違いではありません。

しかし、この二人、意見がよく食い違うのです。

ただ、食い違うのなら別に私も気にしない事でしょう。

キューティーハニーを歌っている人の衣装がぐらい、

勝手にやってくれ!と言う考えしか持たない事でしょう。

残念な事に、私を介す時が多々あるのです。

今週1週間、報告書作成の作業をずっと行ってきました。

その際、両者から相異なる意見が私に言われます。

じゃー、その間を取ればいいのかと考えましたが、

これが物凄く難しい事なのです。

一方が「冷静」と言い、もう一方が、「情熱」と言ったとします。

争いを避けるため、両者のちょうど真ん中を取ろうとします。

しかし、その間って・・・?

江国香織レベルにならないとわからないわけです。

仮に、初々しいカップルがいたとします。

彼は、Cがしたい。

彼女は、Aがしたい。

じゃーちょうど真ん中を取ってBをすればいいかと言うわけにはいかないのです。

そこまで行ったら止まれないのです。

と言うことを言いたいのではなく、

Bって具体的になんなんだ?

と言うことを言いたいのでもありません。

ちょうど間を取るって凄く難しいと言う事を言いたいのです。

いや、それよりも私を巻き込むなと言いたいのです。

分煙化が叫ばれている世の中で、

なぜタバコ以外の副流煙を吸わねばならないのでしょう。

心臓のバクバクは、ある意味副流煙が原因なのかもしれません。