ロマンチック?
姉が結婚する事は、もはやど〜でもよいのです。
修学旅行の女子風呂ぐらいどーでもよいとです。
つまり、気になるのです。
なので、今日は出会いについて聞いてみました。
あれは、夏の近づきを感じる6月のことでした。
暖かかくなってきた気候につられ、少し気分が良い日でした。
いつものように会社に出かけようとした時です。
折り畳み傘がないのです。
私は、心配性なこともあり、折り畳み傘は常備することにしています。
どうやら、普段昼からの仕事をしている弟が、めずらしく朝早かったため、
寝ぼけて私の傘を持っていってしまったようです。
はぁ〜。
溜息は幸せが逃げると言います。
しかし、このときの溜息はなぜか幸せが向こうからやってくるようなそんな気がしました。
気分もいいし、天気も悪くはないので、今日は傘を持っていかなくてもいいだろう。
そう判断し、靴を履こうとした時です。
私のお気に入りの靴の上に、昨日のサッカーで汚れた弟のスニーカーが我が物顔で乗っています。
いつもなら怒るところでしたが、弟が既に出かけていること、
気分が良いこと、それに昨日新しく買った靴があったこと、
それらが重なって、「しょうがないか。」の一言で会社に向かいました。
いつものように仕事をし、いつもの時間に帰ろうとした時です。
急に雨が降り始めたのです。
まだ小降りだし、走れば大丈夫。
私は、両国の町を走り出しました。
頭の中でなんとなく「RUNNER」の音楽が流れ始め、
ちょっと楽しくなっていました。
ちょうどサビに入ったぐらいの時です。
走る〜♪走る〜♪あっ!・・・・。
慣れていない靴だったこと、雨で路面がスリッピーになっていたこと、
おそらくこの2つが原因で大胆にこけてしまいました。
膝からは、大量とはいえませんが、ちょうど見ると痛いと感じるぐらいの血が流れていました。
はぁ〜。
こんな最悪の状況にも関わらず、また何となく幸せな感じがしました。
その時です。
雨にぬれている私の上に傘をかけ、ハンカチを持って、
「大丈夫ですか?」
と見知らぬでも、不快な感じのしない男の人が声をかけてくれました。
その男の人が、私の夫になる人です。
姉はそう私に話してくれました。
みたいなのを書きたかったのです。
しかし、残念ながら姉から帰ってきた答えは、
合コン!でした。
私が合コンに行くことを結構バカにしていた姉は、
きっと合コンなどいったことがないと思っていました。
入試前に発売される合格コンドームの略ぐらいにしか思っていないのだと思っていました。
どんな大学も挿入れる!挿入れる!
はぁ〜。
我ながら呆れの溜息です。
ある人が言っていた合コンの極意をふと思い出しました。
男は酔わすんじゃない・・・弱らすんだ。