26を迎えて

0時になり、シンデレラはもとの貧しい女の子に戻る。

急いでいたシンデレラは、ガラスの靴を忘れてしまう。

それと同様に、皆さんは私にメールをすることを忘れてしまっている。

傷つきやすい私は、ガラスのハートを割られてしまう。

1通来たから良いもんね。

無理やりガラスを修復するのであった。

一応言っておくが、この1通は決して自分で送ったものではない。

学級委員の投票とは違うのだ。



メール問題は、民主党に任せておき、26歳になったので、

今思っていることを書いておきたいと思う。

まず、26歳の目標を掲げておきたい。

26歳は、「聞き上手」になりたいと思う。

こう思ったのは、理由がある。

できる男には、理由がある。

そんなコピーがあったような、ないような・・・。

今の職をやるにあたって、親との面談は一番比重が高いものになる。

だから、当然最初の研修では、面談の練習が行われる。

この面談の講師だった人がこう言ったのである。

「面談が上手い人はもてる!」

面談が上手い人は、お母様方の意見が聞ける人であり、

つまり女性のニーズに応えられる人なのでモテルと言うわけだ。

簡単に言うと、「聞き上手」はモテルと言うことだ。

そして、「聞き上手」になりたい私は、めちゃめちゃモテタイのである。

人間は3回モテ期があると言われているが、1回目すら来ないのである。

なったことないけど、生理と同様で来ないと「まずいな・・・。」と言う気分になる。

しかし、26歳は「もてたい」と思う。

と、高らかに宣言しても、友達の凄さを自分の凄さと勘違いして、

やたら自慢する奴ぐらいかっこ悪いので、「聞き上手」にした。



今までの私は、客観的に「話す」イメージの方が強いのだろう。

「聞き下手」は、無意味に人の話を伸ばしたり、

切ってしまう恐れがあることが、ある本を読んでてわかった。

タートルネックを無意味に伸ばすと、男ならではの病気の広告になり、

1位でもない人がゴールテープを無意味に切ると、おそろしく冷めた空気になる。

きっと、こういうことではないと思う。

とりあえず、伸ばしすぎや切りすぎにより、

有効な情報を短時間に聞くことができなくなったり、

相手に話したい事を充分に話させることができないため、

不快な思いにさせてしまったりするのをできるだけ避けたいと思う。

今の所、ある本を読んで実践しようと思うのが以下の通りである。

聞き上手は、相槌がうまい。

自分の意見はいらない。

そして、カウンセラーは聞いたことをすぐ忘れる。

これらは、簡単そうで出来ないが、やる価値は十分ある。

きっと、人の意見を上手く聞けるのが最高のホスピタリティなのだと今は思う。

だから、+もてたいので、26歳は「聞き上手」になりたいと思う。



次に、こんな事やれたらいいのになぁーと思うことを書いておきたい。

「こんな事やれたら」が、「こんな娘とヤレタラ」と変換されて、

ほのかにイメージしてしまった自分にひどく反省である。

え〜と、眼鏡っこで・・・。

さて、今やりたいと思っていることは3つある。



1つ目は、本当に読書をするためだけの空間を作りたい。

簡単に言うと、CAFEになるが、なんか落ち着いた音楽が流れていて、

色々な本があって、それぞれ読み終わった本を置いておけて、

感想とかを共有できて、同じような感想の人と実際に話したり、

ただひたすらに勉強したり、とにかく物凄く落ち着いた空気が流れている空間が欲しい。

騒いだりしちゃ駄目で、禁煙で、ただ無意味に静かすぎない

ウォームな感じの店が出来たらいいなぁ〜と思う。



2つ目は、演劇場を作りたい。

設備はある程度整っているが、配置とかは全部お任せ。

照明や音響のいない劇団には、それらを勉強している人たちを

無料で紹介したり、3日で10マンぐらいで貸せる、

どちらかと言うと、学生向きな劇場があったらいいなぁ〜と思う。



3つ目は、おもしろく学生が勉強できるような参考書、

もしくはそれに通ずるツールを作りたい。

小学校で英語を取り入れている学校は、楽しさを追求してるが、

自分のは一人で楽しく勉強できるもの。

一人ってところが物凄く大事。

一人で楽しいって事は、趣味に近いでしょ。

まぁ、思いつくならやればいいんだが、実際あるのかもしれないし、

まだ何となくあったらいいなぁ〜レベルなのでよしておこうと思う。



最後に将来的なイメージを。

え〜と、眼鏡っこと・・・。

さて、将来自分の家に、ダーツとビリヤード台と麻雀台とドラムセットが欲しい。

そして、明るい、かつ聞き上手なひきこもりになりたい。



以上、26歳と0ヶ月でした。