ふと気付いた
「明日、ソーラン節踊るんだ〜」と嬉しそうに話す小学生に、
「若いね〜」という言葉を返した。
落胆した。
見えたからだ。
「若いね〜」という返答の鏡に、ただ止まって動こうとしない自分が映っていたからだ。
踊ろうと思えば、今だって踊れるはず。若さなんて関係ない。
自分は止まっていただけだ。
まだベンチにも入れなかった高校1年の頃、
試合に出れば、1対4でも自分は突っ込んだ。
そして、ベンチ→レギュラーをつかんだはずだ。
立ち止まっている暇はないのだ。
今の自分には、stopの後が不定詞だろうが、動名詞だろうが余り関係ない。
何かする為に立ち止まった瞬間、それは辞める事を表している気がしたからだ。
膝の力を抜き、倒れこむかのようにすばやく動く。
古武術のような動きがキット必要だ。